【ラボ】FUNTESTシロップ製造
これまで「日本下戸サミット」などを実施し、「飲める人と飲めない人が共に楽しく過ごす世界平和を目指す」という活動をしてきていました。その中で、様々な新しいプロダクトを生み出す先駆者の方々と話をさせて頂き、たくさんの刺激をもらってきました。
そんな中、たままた仲間が徳島の「すだち」をお土産で持ってきてくれました。大量のすだちを前に、いったいこれをどうしようかと話していたところ、「これ、シロップにして日本酒とか炭酸水に入れたら美味しいんじゃない?」というアイデアが浮かびました。
そういえば、これまでの下戸向けプロダクトは「下戸でも楽しめるノンアルコールドリンク」であったり、「アルコールの入っていないジン」だったり、あくまで下戸をターゲットにしたものだった。(当たり前ですが)しかし、このアイデアだと「同じものを日本酒飲みと下戸で分けて楽しめる」という、隔たりを超えたプロダクトになるかも知れません。
おおー、いいじゃん!ということで、さっそく実験してみることにしました!
すだちシロップの開発
ネットで調べたところ、「瓶にすだちと氷砂糖を入れて放っておくだけ」と書いてあった。なんだ、めちゃめちゃ簡単じゃん。本当はこれにオリジナルの秘密の味付けをして…!とかやりたいんですが、まぁロクなことにならないと思いますので、まず最初はシンプルなものを作ってみることにした。
ここからは写真で過程をお伝えしますね。
これであとは数日間放置(といっても、定期的に混ざるように転がすという作業はするが)だけでよい。はてさて、美味しいシロップはできるのか…?
なんと、見事にシロップができあがった!なんて簡単なんだ。普段こういうのを作る人にはなんてことないんだろうが、僕は初めてだったのでなんだか嬉しかった。さっそく飲んで…と思ったが、せっかくだから新しいProductっぽく装ってみたい。というわけで、空き瓶に詰め替えて、FUNTESTのステッカーを貼ってみた。
よそ行きの格好をして、ちょっとよさそうなシロップの新製品になりました!FUNTESTの新製品「日本酒にも炭酸水に入れても美味しい!すだちシロップ」の完成です。なんだか嬉しい、なんの工夫もしていないが (笑)
さていよいよ試飲である。僕は下戸なので、もちろん炭酸水に入れて飲むことにする。せっかくなのでワイングラスに入れてみる。見た目はスゴイいい感じ!
美味しい!すだちのさっぱりとした風味がしっかり残り、さわやかに飲むことができる。甘すぎないので、なにか食べ物と一緒に飲んでも邪魔しないであろう、いい感じのシロップドリンクができてしまった。舌がお子様な僕でも、いや、国際唎酒師の資格を持つティスティングエリートの僕でも十分に満足できる出来上がりだと思う。(個人の見解です)
そして今度は、これを日本酒に入れて飲んでみる。正確には、僕には飲めないので「飲んでもらう」ことになるのだが、最近「ゆず日本酒」にハマっているという仲間に飲んでもらってみた。(写真撮るの忘れた、しまった)
感想としては「んん~」という感じで、風味だけでちょっと味が足りないということだった。確かにゆず日本酒は見た目だけでもかなりのゆず味がするであろうことは推測できる。好みにもよるだろうが、日本酒に入れる場合はもう少し濃いすだち味のものを作った方がいいのかもしれない。
実験を終えて
今回はあまり凝ったレシピにはせず、シンプルなすだちシロップで「日本酒でも炭酸水でも楽しめるシロップは作れるのか?」という実験だった。結果としては「もう一工夫必要」というものだったが、シンプルに炭酸水に入れるだけなら全然アリなものだったので、個人的に楽しんでいこうと思う。
もしこれを読んで下さっている方で、「こういうものを入れたらもっと美味しくなるんじゃないか」など、アイデアをお持ちの方がおられましたらぜひご連絡を頂けるとありがたいです。一緒に実験しましょう!