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完全解説!テントサウナの作り方

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FUNTESTは、こちらの記事でテントサウナの実験を行ったと書いていますが、「どうやって作ったの?」という質問をたくさん頂いたので、ここでは記録と参考のため、「どうやってテントサウナを作ったか」について説明したいと思います。

テントサウナを自作する全体の手順

全体手順

テントサウナを自作し、楽しめるようになるには最低以下の4つの手順が必要でした。

1. 薪ストーブを買う
2. テントサウナ用のテントサウナを買う
3. テントに煙突用の穴をあける
4. 必須の道具を揃える

たったこれだけです。意外と簡単ですよね?
あとこのあと、さらにテントサウナをパワーアップ・楽しむために

5. あったらなお良いものを揃える
6. 保温力を高める改良をする(断熱材を貼る)

ということをやりました。それぞれの手順について、この後の章から1つずつ説明していきますので、参考になれば嬉しいです!

【手順1】薪ストーブを買う

さてそれでは早速、一番選ぶのが楽しいと言っても過言ではない「薪ストーブ」について説明していきたいと思います。

イチオシの薪ストーブ

冬キャンプに使う薪ストーブを調べてみると、カッコいいけど高いやつ、安いんだけど見た目が好みでないやつなど色々ありましたが、僕のイチオシは断トツでこちらです。

選んだ理由としては以下が挙げられますが、ほとんど一目惚れで決めました。

  • 値段が安い(1万5千円程度)
  • 色が黒でカッコいい
  • 冬キャンプにも使えそうな手頃なサイズ

しかし薪ストーブを買ったことがないので、他にどういうものが必要なのかわかりません。合わせて調べてみると、どうやら煙突は別売りらしいです。ストーブからは水平に煙突口が出ているようなので、曲がっている部品×1つと、まっすぐの煙突部品×3本と、それぞれ購入することにしました。

これでサウナテントのコアになる薪ストーブの目処が立ちました!

【手順2】テントサウナ用のテントを買う

続いて、テントサウナ用のテントについて考えます。求められる要件としては、

  • 薪ストーブを入れることができること
  • 1人ではなく複数人数で楽しみたいので、ある程度の広さがあること
  • 値段が高すぎないこと

くらいかと思いますので、この条件に合うテントを探してみました。しかし調べてみると、ちゃんと煙突用の穴があいているテントはそこそこお値段がします。10万前後はしてしまうので、それなら既製品のテントサウナを買った方がいい、となってしまいます。

イチオシのテントサウナ用テント

そこで考えました。運動会で使うような四脚のタープテントに、なんらかの方法で壁を作ればいいのではないか。そう思って、四脚のタープテントを調べてみると、なんと「サイドシート」という付属品があり、それを4面全てに取り付けることができるタープテントを発見しました。これである程度の密閉空間を作ることができます。(注:なぜかAmazonは色が限定されていて、楽天の方がサイズ・色ともにバリエーションが豊富なので、楽天を優先してリンクを作っています)

これがテント本体になります。色がたくさんありますので、好みのものを選べばいいと思います。僕は薪ストーブが黒でしたので、テントも黒に合わせました。そしてサイドシートも色を合わせて購入しようと思いますが、こちらもバリエーションがあります。

まずこれがノーマルのサイドシート(2枚組)。これで壁を作ります。

そしてこれが、真ん中に開閉できるチャックがついていて、出入口として使えるサイドシートです。

さらに、これは上半分が透明になっていて、中から外が見れるようになっています。僕はこれを1枚にしましたが、好みに合わせて2面あるいは全面透明にしても解放感があって気持ちよかったのかも知れません。

【手順3】テントに煙突用の穴をあける

選んだテントは煙突が通せるようにできていないので、天井に煙突を通すための穴を空けなければなりません。しかし単純に穴を大きく空けてしまうと、せっかくの暖まった空気が逃げてしまってサウナにはならず、かといって穴が小さいと、煙突は非常に高温になるので、テント生地に触れると溶けてしまいます。

「テントに穴を空けて煙突を通しつつ、テント生地には触れないようにして、密度はある程度確保する」という命題を解決するために、どうすればいいか頭をひねりつつ色々と調べてみる。そうすると、焚き火の時に下に敷いて地面を傷めないための「焚火シート」というものを発見しました。

このシートを購入して、テントの天井に穴を空け、このシートを貼り付けて真ん中に切れ込みを入れて穴を空ける…とすれば、うまく密閉度を保ちつつ、煙突穴を作れるのではないか。というわけでこれを購入し、加工にチャレンジです。

① まず、タープテントの屋根側にハサミで穴を空けます。ここで失敗したらテントがダメになるので、すごい緊張しました。(笑)
煙突が直径約10cmくらいなので、20cm×20cmの大きさに切ります。

② 次に、焚き火シート側をこの穴を塞ぐくらいの大きさに切ります。大き過ぎると重みでテントがたるんでしまうので、ちょうどいい大きさに切ります。

③ 切った焚き火シートをテントに固定します。最初は縫おうと思っていたのですが、面倒になったのでホッチキスで留めることにしてみました。意外とちゃんと留められます。

④ 焚き火シートの真ん中に切れ込みを入れます。直径10cmの煙突が通るように、10cmより少し大きいくらいに切れ込みを入れます。

以上で「テントサウナ」単体としては完成です。これらの工程を通して完成したテントサウナの写真がこちらになります!

なかなかシュッとしたたたずまいなんじゃないかしら
モルジュと比較しても遜色ない。遜色ないよね?(個人の見解です)

【手順4】必須の道具を揃える

あとは、テントサウナを実施するにあたって最低限必要なものを取り揃えておく必要があります。ここでは下記の2つを必須アイテムとして挙げておきます。

一酸化炭素チェッカー

まず最初の必須アイテムは「一酸化炭素チェッカー」です。テントの中で薪ストーブを使うわけですから、万が一にも事故が発生しないよう、これは絶対に買うようにしてください!

テントサウナ内のスツール

続いて「スツール」です。これがないと、テントサウナの中で体操座りで「お尻痛いな…」と思いながら座ってしまうハメになります。折り畳みができるもの、ということでこれを選びましたが、本当はこれもDIYで作りたかったな…と思っていますので、またの機会にチャレンジしようと思っています。

【手順5】あったらなお良いものを揃える

ここからは、「あればさらにテントサウナライフを楽しめること間違いなし!」というアイテムを紹介していきます。

温湿度計

やはりサウナには温湿度計がないと困ります。必須ではないものの、これがないと火加減の調節が難しかったり、高温になってきた時の盛り上がり方が違いますので、買っておいて損はないと思います!

サウナストーン

ロウリュ(熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進する)を楽しみたいと考えた場合は、サウナストーンが必要です。

せっかくだからそれもやってみたいな…と思い、サウナストーンを調べてみるとこれもまたいろいろありました。フィンランド製の人口サウナストーンなんかだと、20kgで19,800円もします。マジか、単なる石なのに?そんなの河原で拾って来ればいいのでは、と思っていたので正直びっくりしました。

どうやら、高温に熱してそれに水をかけて冷やすので、耐久性の低い石だと割れてしまったり、弾けてしまったりするらしいです。それは怖い。それなりにちゃんとした石を用意しないといけないのだなと分かりました。

火成岩や花崗岩などの溶岩石を使うのが良いらしい。参考までに、ネットで見つけた比較的リーズナブルな溶岩石を貼っておきます。リーズナブルな溶岩石、って聞いたことがないワードですね。

アロマオイル

ロウリュをする際に、アロマオイルを使うと香りも楽しむことができ、さらにリラックス効果が高まります。しかしこれも選ぶのがかなり難しい。フィンランドのサウナ専用アロマオイルを調べてみると7,000円もします。ものすごく高い。かといって、それ以外の普通のアロマオイルを買っても、ちゃんと機能するのかよく分からない。高温で蒸発したときに香りが残るのかどうか、これは実験してみるしかないなということで、そんなに高くないものを選んでみました。

外気浴用のチェア

アウトドアで外気浴を楽しむためには、やはりリラックスして無になれる態勢になれることが重要です。このコールマンのインフィニティは通称「無重力チェア」とも呼ばれ、折りたたんで運べるのにリクライニングもできる優れものです。サウナでととのうにはぴったりのアイテムですので、ぜひ試してみてください。

【手順6】保温力を高める改良をする(断熱材を貼る)

さて、このままでもアウトドアでテントサウナを楽しむことはできるのですが、あとはどこまでクオリティを追及するか、というところです。今回作ったテントサウナでも、80℃前後まで温度が上がることは確認できていますが、もっと高温サウナがお好みの方や、秋冬でもガンガンテントサウナを楽しみたい、という場合には、もう少し保温力を高める改良を加える必要があります。

保温力を高めるには、テントに断熱効果のあるものを貼るのが効果的かと思いますが、いざ調べてみると色々なものが見つかります。保温力もさることながら、加工のしやすさや価格なども考慮して、お好みのものを見つけてもらえればと思います。

3層キルティング生地

断熱材で最初に思い浮かんだのは、MORZHで使われている「3層キルティング」です。布地で軽く、見た目もスッキリしていて保温力にも優れているのでテントサウナの断熱材としてはピッタリです。

ただ、これを使おうと思うと「テントサウナのサイドタープにこれをピッタリ合わせて縫う」という技術が必要です。これが僕にはかなりハードルが高いと感じたため、見送りました。もし裁縫技術に自信がある方には、3層キルティングの生地を使用するのがおすすめです。

ターポリン 透明シート

加工が簡単なのは何かと考えたときに、サイドタープに取り付けるよりも、本体に引っ掛けるようにすればいいんじゃないかと思いつきました。大きな冷蔵庫などの出入り口にかかっている暖簾のような透明ターポリン、あれも保温効果が高そうです。

しかしこちら、僕が買おうとしたタイミングでは売り切れでして、買うことができませんでした。今見ると再販されているので、加工を簡素化しようと思われる方は、この方法がおすすめです。

アルミ遮熱シート

縫い付けるのではなく、テープで貼るというやり方なら僕でも加工できるかもしれないと考え、テープで接着ができる材質で軽量の断熱材を使い、それをただ貼り付けるというのはどうだろうかと考えました。それで見つけたのがこちら、アルミ遮熱シートとダクトテープです。

これなら金額もお手頃で、断熱効果も高そうですし、加工もなんとかなりそうです。今回僕は、こちらの断熱材とテープを購入して加工をすることに決めました!

テントサウナへの加工

さて、注文した断熱材とテープが届きましたので、仲間とさっそく加工作業に取り掛かりました!と言っても作業内容はいたって簡単です。サイドタープを広げることができる広さの場所を確保しておき、そこにサイドタープを置き、その上からアルミ遮熱シートを貼っていくのみ、です。写真のような感じで、淡々と貼っていきます。

仲間と作業する時間、これもまた楽しい

今回購入した断熱材は1m幅のもので、サイドタープの一面が基本的に2m×2mになっています。完全に塞がっているサイドタープが2枚と出入口になっているサイドタープが1枚、これらには4mずつ必要になるので4m×3枚で12m。さらに、上部が透明になっているサイドタープには遮熱シートは下部だけでいいので2m、合計14mで四方は断熱することができます。

なのでこれだけなら1m×15mのものを買えばokなのですが、あとは天井ももちろんやった方が断熱効果は高いと思いますので、それも加えるとするとあと4m必要になり、1m×20mのものを購入すれば完全断熱が可能になると思います!

断熱加工後の結果

断熱材を貼った後、さっそく新・断熱自作テントサウナをセットし薪ストープで加熱してみました!

背景に遮熱シートが映っているのがお分かりでしょうか?この状態で薪ストープを加熱していきますと、無事90℃を超えることが確認できました!(なんと間抜けなことに、温度計の写真を撮るのを忘れてしまったのですが…)

自作テントサウナでも改良することで高温サウナにすることができることが実証できましたので、もしご自身のテントサウナの温度が物足りない方は、ぜひこの方法を試してもらえればと思います!

実験結果

以上が、今回FUNTESTがテントサウナ実験をするために準備したものです。さてこの実験がどうなったのか、それは以下のリンクから記事本文をぜひご確認下さい!

番外編①:レンタルテントサウナの案内

さてここまで「自作テントサウナ」の作り方の詳細を説明してきましたが、ぶっちゃけ思ってたより面倒だ、とか思ってたより必要なモノとか多いな、って思った人多いと思います。そういう方には、「レンタル」を活用して手軽に楽しんでもらうのもアリだと思います。

FUNTESTでは「自作テントサウナ」と「EX-PRO CUBE4」のレンタルサービスを実施していますので、ご興味のある方はぜひこちらからお申込み下さい!

また、僕も最初は「レンタルしよう」と思って色々調べましたので、その情報を公開しておこうと思います。FUNTESTは他のどのサイトより安いと思いますが、ぜひ比較検討してみてください!
※PDFをダウンロードして頂くと、リンクから各サイトにアクセスできると思います

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また、ここで出てきているテントサウナ、色々種類がありますが「なにがどういう特徴があるの?」ということが分からない方もおられるかと思いますので、「テントサウナの種類と特徴」という記事をまとめました。こちらも参考にしてもらえればと思います~!

番外編②:映えるサウナ施設の案内

また、買ったり作ったりレンタルしたり、っていうのはちょっと大変だよね、という方に向けては、アウドドアでのサウナ体験ができるサウナ施設を以下で紹介していますので(関西のみですが)、こちらも参考にしてみてください!

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